どんな感じだった?
息子が感染して2日目。別部屋、不織布マスク、除菌徹底して看病していました。
ですが急に倦怠感が出てきて「ああ・・これはいつもと違うな」と疲労熱とは違うのがすぐにわかりました。
そこから一気に容体は悪くなり、熱は38度以上、頭はガンガン痛い。カラダはとにかく熱い。食欲はない。
スマホ確認する気力もない。思考も湧かない。
という状態が3日ほど続きました。
特効薬がないのでとにかく今はカラダを休めて、自分の体力を信じよう。と不安を抱きながら、ひたすら寝ていました。
4日目経ったあたりから、熱が下がり、カラダが楽になって一安心しました。まるでカラダの中を台風が過ぎ去ったような感覚でした。
・好きなものを食べる。
食欲がない、何も口にしたくない。この感覚は僕にとっての黄色信号です。
内臓のコンディションによって、脳の視床下部から食欲をコントロールします。
夏バテも自律神経の影響で、食欲不振になります。
また体温が1度上がると、代謝量は13%~15%上がると言われています。その為熱がある状態では消費カロリーは増えるのです。
ただこれで筋肉も削られどんどん痩せてしまいます。
なのでひたすら消化にいいもので高カロリーなものを食べていました。
ウィダーゼリー、フルーツに始まり、
普段食べないプリン、ヨーグルト、パフェ、アイスクリーム・・
食べたいだけ食べました。
反対に普段食べているタンパク質などは一切口にしませんでした。
お肉などのタンパク質は、消化に負担がかかるため食欲がない場合は無理して食べる必要はありません。
これだけでも1週間で3kg程体重は落ちてしまいました。
・背中や腰まわりをストレッチをする。
長時間寝ていると、背中や腰が張ってくる方いませんか?
私も2日目あたりから、腰が重くなってきました。
背中や腰回りの筋肉は呼吸筋の拮抗筋と言われています。
つまり背中周りが硬くなることは、呼吸がしづらくなってくるのです。
さらにコロナでは肺炎のリスクを上げることも報告されています。
なので背中から腰、お尻にかけてストレッチを行う。
これにより身体を呼吸がしやすい状態にすることができます。
これは仕事の疲労やストレスで、呼吸が浅くなっている全ての方に効果的なので
是非覚えていただきたいです。
・鼻呼吸を意識する。
後半に喉にムズムズ違和感を感じ始めました。
咳をしたくなるのですが、強い咳というのは喉を粘膜を痛めるので、なるべくしない方がいいのですね。
(痰が絡んでいる場合は例外です)
そこで喉を乾燥させないよう、頻繁なうがいと蜂蜜を食べていました。
また口を閉じて鼻呼吸を意識しました。口呼吸はダイレクトに喉を乾燥させます。
前述したようにストレッチと鼻呼吸のペアのリカバリーで、カラダは大分楽になりました。
その甲斐あって、復帰後でもあまり咳は出なかったです。
・まずは下半身の筋トレから
復帰後最初のトレーニングは下半身から行いました。
そうすると2週間前とは比べ物にならないくらい力が入らないのです。びっくりするぐらい下半身、特にお尻は細くなりました。
悲しい・・・
人間は1週間寝たきり状態になると15%の筋力が低下し、3~5週間で50%もの筋力が落ちるといわれています。
リモートの方も同様ですが、この3年で多くの方は下半身は衰えています。
ジムでは優先的に下半身を鍛えることをオススメします。